はじめまして!
はじめまして!
株式会社ワンオブゼムの武石幸之助です!
1980年生まれの43歳で、北海道釧路市出身です。
このたびは、僕やワンオブゼムという会社に興味を持って頂いてありがとうございます。
会社というものは、なかなかその価値をつたえにくかったり、表向きはどんなことをやってるかわからないものでして、こういったレターを用意させていただきました。
だいたい長くて5分ぐらいで飛ばし読みできる内容ですので、僕のことや当社のことにもしご興味をもっていただけましたら、是非ご笑覧いただけますと幸いです。
こんなぼくでも起業できた。最高のPM×グローバル開発カンパニーをつくる。
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【目次】
- はじめまして!
- ワンオブゼムとはどんな会社か?
- どんなシステム開発の会社か?
- お客様目線から言うとどんな会社か?
- なぜそれができる会社といえるのか?
- プロのPMそして事業責任者経験があるチームだから
- 既に12年以上オフショア組織作りを行ってきており高いノウハウがあるから
- 先端の技術利用・技術開発も得意
- なぜこのビジネスをやっているか?
- (余談)ワンオブゼムの歴史
- ワンオブゼムのミッション・ビジョンとは?
- MISSION(社会的にどうありたいか)
- BE THE ONE of GLOBAL PM COMPANY.
- グローバルな開発力を結集し、日本のIT事業創出・創造のレベルを上げるPMプロフェッショナルカンパニーとなる
- VISION(社会に対してどうしたいか)
- BE THE ONE of xxx.
- ありとあらゆる顧客のIT課題/開発課題/DX課題をPMの高いコミュニケーション力と技術力で解決する。
- グローバルな開発マネジメント力を持ち最良なQCDを顧客に提供する。
- ドメインに拘らない。調べ尽くし・考え抜き・紡ぎ出す。いかなるドメインでも高い学習・研究力と応用力をもって開発対応できるチームを作る。
- 人格・プロ意識・技術・コミュニケーションに長けたPMを育成し、業界のTHE ONEのリーダーとなる人材を生み出す。特に女性PMを育成し、高いレベルの人材を生み出す。
- お取引企業一覧
- こんな仕事をやってきました
- 【クライアント様の例】
- どんなメンバーがいるの?
- 日本の体制について
- 海外の体制について
- なぜいま採用活動をしているのか
- 現状の当社の課題について
- 求人・募集ポジション
- よくあるご質問
- 離職率は?
- 評価形体は?
- 会社への外部口コミについて
- 会社の業績について
- さいごに、武石はこんなやつです
- 簡単な武石の生い立ち
ワンオブゼムとはどんな会社か?
ワンオブゼムとはどんな会社を端的にお伝えします!
私達は「システム開発会社」です。
凡庸な言葉で言えば、システム受託会社?オフショア開発会社?
でも、一般的な受託やオフショアの概念をちょっと壊せる、ちょっとエッジのきいたレアな開発チームだとお考えください。
どんなシステム開発の会社か?
- ベストなプロジェクトマネジメント体制を提供できる、けっこうレアなシステム開発会社
- 事業者そして技術者双方の目線をもって開発支援ができる、けっこうレアな会社
- 高い技術力をもつグローバルチーム(オフショア)をマネジメントできる、けっこうレアな会社
お客様目線から言うとどんな会社か?
- 社長や決裁者・事業責任者に寄り添った「わかってくれる開発会社」
- コスト意識
- スピード意識
- お客様の業界知識・事業構造
- 人材リソース提供
- 各職能・役職とのコミュニケーション力
- システム上の意思決定に必要な情報提供
- 補助金申請のノウハウ
- 技術者・技術部門との連携の円滑化、共通言語づくり
- 難しい技術を身近なものとして色々と説明してくれて、事業の壁打ちも手伝ってくれる会社
- オフショア開発の不安を取り除いて、コストパフォーマンス良く開発を進めてくれる会社
- エンジニアの人材不足を解消し、日本語対応可能な海外エンジニア体制を紹介してくれる会社
なぜそれができる会社といえるのか?
プロのPMそして事業責任者経験があるチームだから
元々代表の武石は学生時代(1998年ごろ)から、フリーランスのPMやエンジニアとして開発推進を行ってきました。つまり経験としては現段階では25年ぐらいになります。
そして、その後、支援していたITベンチャー 株式会社サイバーエージェントにおいて、日本最大級のブログメディア(アメーバブログ)やメタバースサービス(アメーバピグ)の事業責任者(事業部長)として事業およびシステムの開発をしてきました。
結果、年間で60億円くらいの事業に育てられた気がします。
そこでの新規事業領域における成功・成長のエッセンスを理解しており、そちらも合わせた事業開発支援をシステム開発とともにワンストップで行えることも、当社の強みとなっています。
既に12年以上オフショア組織作りを行ってきており高いノウハウがあるから
そして、2011年からワンオブゼムがベトナムでシステム開発を行っていたこともあり、300人をこえるベトナムチームによるコストパフォーマンスの良い開発チームとのネットワークをもっており、オフショアマネジメントのノウハウがあることも特徴です。
つまり、事業企画立案からしっかりとお客様によりそって、ご一緒できる、事業経験のあるシステム開発会社である、というのが当社の第一の強みです。
そして、ベトナムでのシステム開発ノウハウ・オフショアマネジメントノウハウがあり、コストパフォーマンスの良いグローバルな開発体制をお客さまに提案できることが第二の強みです。
先端の技術利用・技術開発も得意
またレガシーなシステム・一般的なエンタープライズ対応だけではなく新規事業・技術の領域の開発も得意としており近年では
- GenerativeAI
- ChatGPT
- StableDiffusionなどDrawAI
- BlockChain / NFT
- ARやXRなどのメタバース
- IoT
- RaspberryPiをつかったセンサー開発
- オンラインクレーンゲームのデバイス開発など
- スマートフォンアプリ開発
- ReactNative・Flutterからフルネイティブまで
- EC開発・サプライチェーン開発
- ShopifyやECCUBEからフルスクラッチまで
- LogilessなどのWMS連携も
- 動画関連システムの開発
- 動画プレイヤーの開発
- 配信システムの連携
なども得意としており大手上場企業との取引も多々あります。
また、研究開発も得意なため、大手企業とはPoCやR&Dといった部門との連携、研究開発協力も活発に行われているところが、他のSIやベンダー・オフショア企業と違うところとも言えます。
なぜこのビジネスをやっているか?
そもそも武石自体がシステム開発やIT事業作りがとても好きだというところから、この会社はスタートしています。
学生自体からPMを行ってきて、IT事業が生まれ・成長していく様や、多くのディレクタ・デザイナ・エンジニアなどの職能がコラボしていく流れはとても楽しいです。自身も、そしてメンバーもこうしたIT開発・事業開発を推進するプロのPMとして社会に価値を発揮できる会社を作りたい、そう思っています。
また、2011年から接点を持ったベトナムの開発チームの技術力の高さ、そしてベトナムという国の勢いと可能性をみたときに、この国の人々の価値を活用し、日越双方の成長に活かしたいと本気で思ったところになります。
そんななか、武石として PM × グローバル開発マネジメント というキーワードで会社を大きくしていこうと思い、この会社のMissionとVisionを定めています。
(余談)ワンオブゼムの歴史
株式会社ワンオブゼムとは2011年1月21日に東京都目黒区で創業された会社です。
元々はモバイルゲーム会社としてスタートしており、代表の武石と、現在も働いてくれている中西と(元々は武石の大学の先輩)とで創業をいたしました。
昔はこんなゲームをつくっていました。
しかしながら、ゲーム業界の熟成によって参入障壁が高まったため、残念ながらゲーム事業から撤退をしてしまいます。
また、それに伴い、ゲーム開発を志望していた多くのメンバーと別れてしまうこととなりました。
※当時の撤退により、会社としてもメンバーからの批判を受け、一部外部口コミサイトでも厳しい意見をいただいているところは、武石も反省しているところです。
そこから会社自体を立て直すこととなり、2016年ごろから現在の事業体へとシフトすることとなります。
ワンオブゼムのミッション・ビジョンとは?
MISSION(社会的にどうありたいか)
BE THE ONE of GLOBAL PM COMPANY.
グローバルな開発力を結集し、日本のIT事業創出・創造のレベルを上げるPMプロフェッショナルカンパニーとなる
PMという仕事は、人間個人としての普遍的な総合力であり、物事の創造を司る普遍のスキル・仕事であると考えています。
開発推進、技術理解、デザインセンス、ビジネス設計・醸成、グロースハック、予算(損得)。ロマンとソロバンを兼ね備えた総合力のある人材をうみだし、総合力のある会社になりたいと思い、このミッションを定めました。
VISION(社会に対してどうしたいか)
BE THE ONE of xxx.
ありとあらゆる顧客のIT課題/開発課題/DX課題をPMの高いコミュニケーション力と技術力で解決する。
グローバルな開発マネジメント力を持ち最良なQCDを顧客に提供する。
ドメインに拘らない。調べ尽くし・考え抜き・紡ぎ出す。いかなるドメインでも高い学習・研究力と応用力をもって開発対応できるチームを作る。
人格・プロ意識・技術・コミュニケーションに長けたPMを育成し、業界のTHE ONEのリーダーとなる人材を生み出す。特に女性PMを育成し、高いレベルの人材を生み出す。
こうしたミッションビジョンに共感いただき、これまで沢山のお客様をご支援させていただいております。
お取引企業一覧
- プライム(直請) 約60%
- 一次請け 約30%
- 二次請け 約10%
三次請け以下は基本やっていません。
こんな仕事をやってきました
ワンオブゼムのこれまでの取引社数
- 累計社数 100+ (年次で4〜10社ずつ増加)
ワンオブゼムのこれまでの案件数
- 累計社数 200+ (年次で10〜20案件ずつ増加)
【クライアント様の例】
セガサミー様
入店管理システム・エンタープライズ・ブロックチェーン・ReactNative・Unity
セガサミー様のアミューズメント店舗の入店管理システムやプロジェクションマッピングテーブルの開発を支援しました。アミューズメント施設の入店管理システム そして NFT発行機構です。
また、NFTを発行する機構をつくり、来店者やゲーム勝者にプライズとしてのNFTを付与するなどの新しい挑戦もおこなっています
ANA様
ユーザー向けアプリ / O2Oアプリ
- 歩数管理アプリの開発
キッコーマン株式会社様
Eコマース・サプライチェーン・製造管理システム・ECCUBE
- D2C新規事業の開発およびサプライチェーンの構築まで
NTTドコモ様
メタバース・Web3
- メタバース開発支援
- EC用CRMアプリ ECコンシェルの開発
Eコマース・CRMツール開発・AI・KPI改善ツール
クレディセゾン様
Fintech・エンタープライズ
- ファクタリング事業開発 システム全般
株式会社HIKE様
toCサービス・製造発注サプライチェーン・Eコマース
- 「オンライン スクラッチ クジ」Saas開発
スカパーJSAT株式会社様
toCサービス・スマートフォンアプリ・ネイティブアプリ・大規模基幹システム・CRMやDMP連携
- スカパーの番組表用アプリ開発
- サーバー運用
BIJIN&Co.株式会社様
toC/toBサービス・自社事業開発支援・AI・サーバー移管
株式会社日比谷花壇様
toCサービス・ReactNative・基幹システム連携
- ガーデニングSNSの開発
株式会社識学様
toBサービス・Saas開発
- 識学クラウドの開発
株式会社ミクシィ様
toCサービス・フォトアプリ・EC開発(Shopify)・Logiless連携
フジテレビ様
toCサービス・CMS開発
株式会社FOX様
toCサービス・Eコマース・Shopfiy・Logiless・製造発注サプライチェーン
- ShopifyおよびLogilessを用いた製造〜サプライチェーンまで一気通貫のスマートフォンケースのカスタマイズサイト
どんなメンバーがいるの?
日本の体制について
ワンオブゼムは日本国内においては女性比率が比較的多い職場となっています。約6-7割が女性です。
理由としてはPMという仕事は女性のキャリアメイクにとっても非常に有効と代表の武石は考えているため、女性の社会進出を応援するという意味でもこのような採用・育成も強化しています。
現在の構成は下記です
- 役員2名
- PM10名(業務委託含む)
- 経営本部1名
- システム開発人員(海外)300名程度のパートナー
海外の体制について
なお、海外メンバーには下記の職能をもったメンバーがリソースとしています。
これらのメンバーの特徴により
- 既存システムの運用負荷・コストダウンを検討したい
- 自社内エンジニアにはできるだけ新規開発を任せ、既存運用は外注して安定化させたい
- サーバー運営をお任せしたい
- アプリ開発を任せたいけど、マルチプラットフォーム対応で開発してほしい
- 社長や役員直下で、新規事業向けに簡単なプロダクト・モックを開発してほしい
といったニーズに簡単にお応えできる体制があります。
なぜいま採用活動をしているのか
現状の当社の課題について
こんな当社ですが現状下記の課題が山積みです。
- 受託・SI事業を中心としてきているが、顧客の案件獲得が体系的・科学的に行われてきているとは言えず、受注・売上の向上に向けた営業体制や営業思想の構築が未開発である。
- これまでリファラル(紹介や継続引き合い)を中心に行ってきており、昨年比を越える受注は積み上がっているものの、それらが科学的・効率的に行われているとは言い難い。
- リファラルについても、武石による営業・引き合いの度合いが多い。
- 顧客の新規獲得をどう行うか、などの手法が確立できていない
- WEB(出稿およびPR)での露出等を増やしはじめているものの、それらが案件に直接的に結びついている実感がない。
- それ以外の手法がないものかなど手探り状態である。
- 実際、当社のエンジニアリソースは国内外のパートナーに恵まれていることもあり潤沢な状況(300名近くのエンジニアリソースがある)で、それらの機会はあるものの、営業・受注がボトルネックになっており、思うように営業・売上が上げられていないなどの課題感が継続的にあります
つまり、これらの営業を科学し・KPIに分解しながら、一緒に戦略・実行ができるマネジメントレイヤーが必須と感じています!
求人・募集ポジション
- 幹部候補:セールス&マーケティングマネージャー(正社員・業務委託)
- プロジェクトマネージャー(正社員・契約社員・業務委託)
是非あなたのご応募をお待ちしております!
よくあるご質問
離職率は?
この2-3年に1名程度が自己都合により退職をしています。
ただし退職理由は会社との相性不都合ではなく、個人の新たなキャリア転換のためという理由であり、別スタートアップへの転職、個人事業主への転換が多くをしめております。
また、当社を卒業したあとでも「業務委託」として当社を支援していただくケースもおおく、過去退社したメンバーでも現在5名程度が業務委託で当社を支援してくれています。
従って当社では業務委託への転換なども推奨しております。
評価形体は?
年に2回1月と7月に給与変更のタイミングがあります。
基本的にはこれまでの経験を加味し、どのぐらい半期で成長できたか、経験を積めたか、そして後に説明する当社のVALUEをどれぐらい体現できたかを元に評価をいたします。
会社への外部口コミについて
前述のとおり、当社は途中でゲーム事業を停止し、多くの離脱メンバーがでたことで、当社としても非常に反省の大きい時期を過ごしていたのは事実です。
また、まだ当時は武石も含め若い経営チームであり、マネジメント力不足の観点もあったことから、当時の当社を振り返ると厳しい意見をいただいて然りだと思っております。
しっかりとそこは反省をして受け止めております。
それもあって、2020年からは第二創業という思いで、同じ間違えは起こすまいと会社を経営して今にいたっています。
会社の業績について
ワンオブゼムは2020年のコロナ禍でもしっかりと経営できており3年連続で黒字化。そして売上も毎年120-150%程度の成長を果たせています。
さいごに、武石はこんなやつです
余談ですが、最後に僕のことを少し書きたいとおもいます。
1980年2月25日 北海道釧路出身の43歳です。
趣味はご飯とお酒と料理です。家業が飲食だったこともあり、食については思いが強いです。
また、最近の趣味は競技ポーカーというのにはまっており、全国大会(JOPT)で4位(1233人中)になったこともあります。(賭博ではありません)
簡単な武石の生い立ち
1980年2月に北海道釧路市にて父(光樹) 母(眞澄)の間に生まれる。父方のじいさんはたいそう喜んだそうで、突然僕の名前を「幸之助」に命名。
生まれていきなり父親の寝返りくらってベッドから転落。 頭蓋骨骨折となり、水頭症リスクが発生。このとき母親はもう終わったと思ってたらしいが、奇跡の生還。 生まれてすぐに、引きの弱さからの引きの強さのシーソーゲーム人生がはじまる。
【生誕〜小学生:繁栄からの没落へ】
父方のじいさんは、地元北海道釧路市の名士だったらしく、戦後の闇市から一代で地元に大会社(食品の問屋・卸業)をつくっており、田舎ながら裕福な暮らし。
そういえば、祖父は釧路でサウナとパチンコ屋と雀荘もやってました。エンタメ商売の先見の明はあったようです。
全国的にも高度経済成長末期ながらも、田舎でもみんな良い感じで生活しており、父も祖父の会社を継ぐ予定だった。 (その先は長男の僕みたいな)
なので、だいぶ甘やかされて育ってた。
だが早々に地獄におちるのです…。
【祖父の死と一族のっとり、そして没落へ】
父方の祖父が、健康診断先の病院で突如脳梗塞で急逝。 (トイレで力んで脳の血管切れたらしい…)
祖父の兄弟たちが、結果的に祖父の会社を引き継ぐが、これが武石家没落の時限爆弾となることを誰もその時予測をしていませんでした…。
その後、バブル崩壊がはじまり、それにより、祖父の兄弟たちが仕掛けていた爆弾が爆発。
祖父の兄弟たちがバブル期に仕込んだ投機がすべて失敗し、祖父の会社は数億円の負債を抱える結果となるのです。
それにより、祖父の会社を大資本に売却せざるを得ない状況となりました。
大資本に取り込まれ、祖父の会社は屋号を失い、本来父親も社長になる予定が、その道をすべて絶たれてしまいます。
家だけはなくならなかったけど、結果的に実家は大資本(東京でも有名なK&Kという最大手卸売会社)に生殺与奪を家族が握られる(土地や家がとられる)。
なんとなく家がどんどん衰弱していくのがわかってきたのがこの頃です。諸行無常。
【中学:この田舎からでなきゃ!】
家庭や一族崩壊がはじまり徐々に危機感が募るなか、釧路から飛び出る決意がでてきたのがこの頃でした。
中学入学後はふらふらしていた成績も、中学時代に猛烈に勉強して、なんとか学校で成績1番になったり、上位に食い込む成長をみせます。
理由は結局は地元から出たかったから、かもしれません。
そして、東京の大学にも進学期待がもてる進学校が函館にあり、そこを受験しギリギリで合格。
それがかの、函館ラ・サールという魔境です。
【高校:男子校で色々こじれる】
しかし行った高校が、男子校・男子寮という地獄のため、ここからしばらく思春期をこじらせてしまいます。
高校時代は引きつづきアニメやゲームのオタクを突き進み、だいぶ特徴的なやばい高校生だったかもしてません…。
ただ、根っからのオタクで小遣いも少ないため、定期テストの出題傾向を研究し、予想問題を作り友人に販売。
テスト予想の的中率90%を超えることもあり、自分の周りだけなぜか成績が良くなり、学校でちょっとした問題になる。
それで生活費を稼ぎつつ、3年耐える。
【大学:夢の東京生活…んが??】
デジモノやゲームオタクだった自分が自分を開花できる場所として選んだのが慶應義塾大学(SFCというやつ)でした。念願の大学についに現役合格!
家族も喜んでくれて、一家としても報われる結果に。
しかし…待っていたのはさらなる地獄でした…。
まず、場所が田舎だった。
北海道からでてきたのに、牧草の匂いが充満する環境はたいしてかわらん。まじで萎える。
また、オタク外見&思春期をこじらせたため、ほとんどモテぬ。やばい。
ということで、悔しすぎて、超絶に痩せはじめたのがこの頃。
そして次第に勉強以外のことも楽しくなってしまい、勉強しなくなる。
面白半分ではじめたいろんなバイトが楽しくて、学歴を隠してそっちの世界にはまる。
ナンパ・ギャンブルなんでもこざれの状況もありました。
ただ、大学の特性上、インターネットやシステム開発を沢山まなべたため、インターネットオタクとなり、自分で開発したり制作する技術を身につけ、この頃からフリーランスで稼いでいたりもしました。
それが僕のPMの原点だったりします。
【大学院:東大に行っちゃった けどすぐにおちぶれる】
そして、一通り遊んだ後、また真面目に戻りたいと思うようになります。
そんななか、まだ大学生を続けて研究したいとおもって、何を思ったか東京大学の大学院を受験してしまいます。
一夜漬けで試験に臨んだのだが、なぜか大学院にうかってしまう…
一家はさらにたいそう大喜び。
しかし…ついに地獄の釜が開く。
なんと、父親が母親とともに、地元北海道釧路で起業してしまったのです。
そこから家庭が色々と問題をかかえ、僕もベンチャーに就職したり、起業のきっかけとなります。
【大学院を3日で登校拒否】
大学院に入学して入っていきなり研究室の冷たい洗礼を浴びる。
しかもその当時追いかけていた女性に最悪のフられかたをして、自暴自棄に陥る。
そんなこんなで、東大という環境に嫌気がさし、3日でそこから2年ほど東大に一切いかなくなりました。
結果、パチンコ・パチスロ学部に3年通うこととなります。
当時東大の赤門前にアバンザというパチンコ屋があったのですが、研究室に行こうとしても拒絶反応が起きて、なぜかアバンザに毎日入り浸るという謎の生活を続けてしまいます。
そういうこともあり、さすがにまずいと思ったのか親からも叱咤を受け、だったら実家手伝え、という流れとなります。
【会社・事業・ベンチャーの楽しさに気づく】
親の支援を得つつ、自分でも今一度真面目に働き、親の仕事も手伝いながら、大学に復学。
その頃親の会社経営の手伝いが楽しくなりました。
事業計画書を書いて、銀行から借り入れするなどのことも、何も解ってない学生ながらどんどんするめるなどしてきました。
おかげで、なんとか更生を果たす。
PMの仕事も個人でガンガンとれるようになり、そこそこ稼げるように。
その時に出会ったサイバーエージェントという会社に拾ってもらい、ディレクタとして活躍させてもらうこととなります。
そこであの大ヒットサービス「アメーバブログ」の初期メンバーとして創業に参加します。
ただし、サイバーエージェントで働くことが楽しすぎて、再び大学院に行かなくなり、あやうく卒業できなくなるリスクが発生しましたが、なんとか教授行脚して卒業に成功…
1週間で10万文字の修士論文を書いて、当時の指導教官を驚かせる。
この頃から、「人は窮地に追い詰められても、気合いと根性でなんとか形にできれば、切り抜けることはできる」というレジリエンスの力を信じるようになる。
【ベンチャーで覚醒。メチャクチャ働く】
そうして2005年に新卒でサイバーエージェントに入社。(2004年から働いてたけど)
激動の社会人ながらも、ベンチャーで事業をつくり働くことに喜びを見いだす。
働きまくっていたら、藤田社長が評価してくれて、なぜか新卒1年目でマネージャーに大抜擢。給料もいきなり増額され、さらに仕事へのコミットが強まる。
当時サイバーのアメブロ事業は50億も掘り続ける大赤字。
全社の雰囲気が悪化するなかで、マネージャーとして矢面にたってメンバー説得するなどの痛みは、今でも震える。
そして、サイバーエージェントで集大成となるメタバースサービス「アメーバピグ」を開発する。
当時大赤字だったアメーバ事業が一気に黒字転換。年商5-60億のサービスまで見えて、累損も回収できると確信して、やりきった感がでて、いよいよ起業を考え始めます。
【そしてこの会社をつくる】
株式会社ワンオブゼムをつくったのが2011年。そして今に至ります。
この会社もいろんなドぎついハードシングスがあってここにいたります。
ここはなかなか文章では語れないので、飲みなどの別の機会に😅
そんなこんなの具体的なおはなしは、お酒の席などでお話出来ればと思います。
ご飯お酒大好きなので、是非さそってください😊